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既存環境の安定性と速度を向上し セキュリティも強化する累積サービスパック。

既存環境の安定性と速度を向上し セキュリティも強化する累積サービスパック。

(27票)

プログラムライセンス 無料

開発者/メーカー Microsoft

バージョン 1.0

次のOSで利用可能 Windows

(27票)

開発者/メーカー

Microsoft

次のOSで利用可能

Windows

プログラムライセンス

無料

バージョン

1.0

Windows 用の「Microsoft Office 2007 Service Pack 3」は、Office 2007 スイートおよび Office Language Pack 2007 に対する最新の修正をひとまとめにした更新プログラムです。安定性・パフォーマンス・セキュリティを総合的に整え、既存の Office 2007 環境をできるだけ良好な状態に保ちたいユーザー向けのサービスパックと言えます。

最新の Office 製品やライセンスへのアップグレードはまだ検討していないが、いま使っている Office 2007 をより安心して使い続けたい Windows ユーザーに適しています。

安定性・速度・セキュリティを底上げする更新内容

Microsoft Office 2007 Service Pack 3 に含まれる更新は、大きく二つのグループに整理されています。

ひとつは、このサービスパックのためにまとめられた、これまで一般公開されていなかった修正群です。製品全体の動作を見直したうえで、安定性の向上やパフォーマンス改善、セキュリティ強化につながる調整が加えられています。

もうひとつは、すでに提供されてきた公開更新と累積更新、そしてセキュリティ更新です。2011年9月までに配布されたホットフィックスも収録されているため、長年の利用で表面化してきた細かなトラブルにも幅広く対応します。特に、Service Pack 2 以降で問題視されていたいくつかのバグが解消される点は、日常的に Office 2007 を使うユーザーにとって安心材料になります。

これらの更新を適用することで、Word や Excel、PowerPoint などを含む Office 2007 全体の動作がいくらか軽くなり、セキュリティ面の弱点を減らすことができます。

累積サービスパックならではのわかりやすさ

SP3 の特徴として見逃せないのが、累積型のサービスパックであることです。

Service Pack 1 や Service Pack 2 を個別に用意しなくても、SP3 を導入すれば、それらに含まれていた修正内容も一括して取り込めます。

「どのサービスパックを入れたか分からない」「途中の更新を逃していないか不安」といった状況でも、SP3 ひとつで環境を最新レベルに揃えやすいというメリットがあります。

対応アプリケーションとWindowsとの相性

このサービスパックは、標準の Office 2007 スイートや Office Language Pack 2007 だけでなく、以下のアプリケーションにも適用できます。

対応アプリの例

・Microsoft Office Project 2007

・Microsoft Office SharePoint Designer 2007

・Microsoft Office Visio 2007

・Visual Web Developer 2007

また、ソフトウェア自体が登場から時間のたった製品であることもあり、比較的古い世代の Windows との組み合わせで利用されることを前提としています。対応OSとして挙げられているのは、Windows 7 / Windows XP / Windows Vista / Windows 2003 / Windows 10 とされており、レガシー環境で Office 2007 を使い続けたい場合には、依然として有力な選択肢です。

Office 2007を使い続けたいユーザーにとっての価値

最新の Microsoft Office へのアップグレードに魅力を感じないユーザーにとって、Office 2007 は依然として扱いやすい環境です。Excel や Word、PowerPoint など、どのアプリケーションでもおなじみの見た目と操作感で作業できるため、長年の利用で身についたワークフローを変えずに済みます。

一方で、製品の古さゆえに、最近のソフトウェアに慣れた目からは動作がやや遅く感じられることがあります。

Service Pack 3 を適用すると、こうした「もたつき」がある程度改善されるほか、セキュリティ面の補強や、Service Pack 2 以降で報告されていた煩わしい不具合の修正も期待できます。

すでに Office 2007 のライセンスを所有しているなら、同じ環境を少しでも快適に保つための実用的な更新と言えるでしょう。ただし、Office 2007 本体を持っていないユーザーが SP3 だけを入手しても意味はないため、あくまで既存ユーザー向けの追加アップデートです。

Microsoft 365という別ルート

もし SP3 を導入しようとしている理由が「Office 2007 を速くしたい」「より快適な環境で作業したい」という点にあるなら、Microsoft 365 への移行も候補になります。

Microsoft 365 には、利用可能な Microsoft 製品の最新バージョンが含まれており、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Publisher、Access などを常に新しい状態で使えます。Office 2007 と比べるとレイアウトやツール配置が多少変わっているものの、扱うソフトの系統は同じなので、これまでと似た感覚で作業を続けられます。

料金体系も従来の買い切り型とは異なり、サブスクリプション形式を採用しています。ストリーミングサービスに加入するイメージに近く、Microsoft 365 では、前払いの負担が従来の買い切りライセンスより小さい点が特徴として挙げられています。

プランとしては、個人向けの Microsoft 365 Personal と、家族での利用を想定した Microsoft 365 Family が紹介されています。Family プランでは最大6人のユーザーが利用でき、1人あたり最大5台のデバイスで作業可能です。加えて、各ユーザーに同じ容量の OneDrive ストレージと、Skype を利用した国際通話の権利が付与されます。

Office 2007 と SP3 を組み合わせて使い続けるか、それとも Microsoft 365 に乗り換えるかは、コスト感や必要とする機能、OS 環境などを踏まえて判断するとよいでしょう。

高評価

  • 安定性・パフォーマンス・セキュリティをまとめて改善できる包括的な更新パック
  • Service Pack 1 / 2 を含む過去の修正を一括で取り込める累積サービスパック
  • 2011年9月までのホットフィックスや、Service Pack 2 以降で問題になっていたバグにも対処
  • Office 2007 スイートに加え、Project 2007 や Visio 2007 など複数の関連製品にも適用可能
  • Windows 7 / XP / Vista / Windows 2003 / Windows 10 など、古い世代の Windows 環境との相性が良い
  • おなじみの Office 2007 の画面や操作感を保ったまま、動作や安全性を底上げできる

低評価

  • Office 2007 本体を所有していないユーザーにとっては意味がなく、対象が既存ユーザーに限られる
  • 製品自体が古いため、SP3 適用後も最新 Office と比べると動作の重さが気になる場面があり得る
  • 古い Windows 向けに最適化された環境であり、最新のプラットフォームや機能を求めるニーズには合わないことがある
  • Microsoft 365 では最新の Office アプリやクラウドサービスをより低い前払いコストで利用できるため、長期的に見ると Office 2007 + SP3 を選ぶ理由が限定される